[32] 17分41秒
2008/3/20 (Thu.) 18:37:07
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まゆ 管理人ですYO*
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| 2008/3/20 (Thu.) 19:04:30 210.253.35.99 |
最終章〔1〕 涙と思い
卒業式当日。体育館の前で、千亜子は卒業生を待っている。 とうとうこの日が来た。 翼のネクタイをもらう為に、がんばってきた一週間。これが報われるのだろうか。 だが、千亜子の中に引っかかるものがある。 −要− 昨日のあの出来事。 『翼にお前を渡したくなかったんだよ!』 要センパイは自分のことが好きだ。 でも、自分は翼センパイが好きだ。 でも・・・自分でもよく分からない。 本当の気持ちが。
がやがや・・・。 卒業生たちが出てきた。その中には翼。そして要がいる。 (・・・・あ。) 衝撃を受けた。要の表情に。 悲しいというか、寂しそうな横顔。 千亜子は無意識に走り出していた。 要のもとへ。翼のネクタイよりも先に−
「要センパイ。」 「っ・・・。ち・・・千亜子。」 やはり寂しそうな顔だった。卒業式のせいかも分からないが、少し違うような気がする。 「翼の・・・ネクタイは?」 「え・・・・。」 「ネクタイ・・・。もらったか?」 「いいえ・・・。まだです・・・」 だって。昨日のことがあるじゃないですか。 なんて、言えるわけがない。 「あのな。もう昨日のことなんて忘れていいから。」 (・・・え?忘れてもいい・・・?) 「本当は好きだよ。お前は初めて本気で好きになった 女だよ。 でもオレは諦める。千亜子が好きだから。千亜子の 為だから。 行ってこいよ。翼のトコに。」 要の声が震えている。見ると・・・泣いていた。 初めてだった。要の涙。千亜子は思った。 なぜ要センパイの気持ちに気づかなかったのだろう。 なぜこんなにも私の為を思って、気を使っていてくれるのだろう。 要の涙が悲しかった。要の涙が怖かった。 行けよという要の瞳が辛かった。 でも−千亜子は走った。翼の元へ。 要の為に?いや。自分は翼が好きだから。
昨日は私の卒業式で、その後謝恩会がありと・・・ 疲れました。昨日は更新する体力がありませんでした・・・。遅れてすみませんでした! |
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